B to Bマーケティングとは、対個人ではなく対企業に特化したマーケティングのことです。
弊所では特許情報を分析,活用した B to B マーケティングを行っています。
◆ 特許情報を用いた B to Bマーケティング
例えば、自社、他社の特許を分析して、自社製品の新たな売り込み先を探索します。
◆ 弊所のお客様事例
◎ 電子部品メーカー 様
車載用感熱センサを小型・低価格化して、車載以外にも展開
潜在顧客・部署名、要求仕様の予測
◎ 工業用ランプメーカー 様
開発時に想定した用途ではない異業種の潜在顧客・部門を発掘
◎ コネクタメーカー 様
用途が限られていた特殊センサ技術を量産品に展開
具体例
《具体例1》特許情報を用いた温度センサの新用途分析
●これまでは、静止した測定対象に接触させて温度測定する常識的用途であった。
これを回転中の機構部品の温度を測定する用途に転用出来たら、新たな市場が開けるだろうか?
●そのようなセンサを大量に使ってくれそうな分野・業種はあるか?
●提案すべき適切な仕様は?
→ 形状、精度(経年変化を含む)、実装条件、etc
●どうやって売込み先を探り当てるか?
特許分析から得られた温度センサに関連する課題
項 目 | 非接触方式 | 接触方式 |
---|---|---|
耐摩耗性(センサ本体とローラの双方) | ◎ | × |
汚れによる性能低下 | ○ | × |
コスト | ○ | ◎ |
静的温度精度 | ○ | ◎ |
検出対象の温度変化に対する応答性 | ◎ | △ |
周囲温度変化に対する安定性 | △ | ○ |
温度検出アルゴリズムの容易性 | × | ◎ |
回路規模 | △ | ◎ |
システム障害時の検出動作保障 | × | ○ |
★ 非接触方式を採用する最大の理由 →「傷だらけのローラ」にしないため